不倫相手の子供を妊娠…認知や養育費はどうしよう？

不倫相手の子供ができてしまった…。その場合、認知や養育費などのさまざまな問題が発生します。これらは法律が関係するため、非常に難しい問題です。また、自分と子供の将来についても真剣に考えなければなりません。今回は、不倫相手の子供を妊娠してしまった際の対処法・心構えについてご紹介します。

事実を正直に伝える

不倫相手に事実を正直に伝えることが非常に重要です。不倫相手の子供を妊娠してしまったことは揺るぎない事実であり、隠し通せるものではありません。隠している時間が長ければ長いほど、明るみに出た際に問題がより大きくなってしまいます。トラブルを恐れて何も言わずに黙っていては、何の解決にもなりません。できるだけ早めに問題解決のために動き出しましょう。

自分とお腹の子供の将来を考える

認知される、認知されないにかかわらず、子供ができたことはまぎれもない事実です。まずは子供の将来、そしてあなたの将来をどうするのかを真剣に考えなければなりません。

相手が独身のときは、自分の気持ちを正直に話して理解してもらえた場合、結婚しているパートナーと別れて不倫相手と再婚し、お腹の子供を育てることは可能です。

相手が既婚者のときは、相手と結ばれることは叶わないかもしれません。その場合は、認知してもらい、養育費で子供を育てるべきか、シングルマザーとして自力で子供を育てるべきか、自分と子供の将来を鑑みた上で選択しましょう。焦って感情的になってしまうかもしれませんが、自分と子供の将来を考え、冷静に判断することが大切です。

第三者の仲介の下で話し合う

妊娠や不倫という議論は、感情的になりがちでまともな話し合いができないことがよくあります。また、認知や養育費の問題は、法律が関係するため一般人には分からないこともあります。そのため、弁護士などの第三者を仲介した上で話し合いを進めましょう。

不倫相手の子供を妊娠したという問題の最も重要な点は、「これから生まれてくる子供に対する責任」です。ついつい、子供の話ではなく慰謝料や離婚などの話ばかりをしてしまいがちですが、第三者の仲介の下で子供のことを真剣に考えて話し合いを進めましょう。

シングルマザーになった際の想定をする

今後のことを考えた場合、話し合いをすることは必要ですが、理解が得られることは少ないでしょう。不倫相手が既婚の場合は認知されないケースもあるかもしれません。その場合、1人で子供を育てる必要があります。

シングルマザーは金銭面での苦労が多いと思われる方も多いでしょう。しかし、現在は母子家庭のための支援制度が整いつつあります。例えば、児童手当は3歳未満まで月額10,000円、児童扶養手当は月額41,720円、児童育成手当は18歳まで月額13,500円支給されます。このような支援金制度は地域や自治体によって異なるため、母子家庭への支援制度が充実した地区を探すと良いでしょう。シングルマザーとして子供を育てることになった場合に備えて、支援制度を調べることは非常に大切です。

実家に相談する

なかなか気が進まないかもしれませんが、今までの出来事をすべて両親に伝えましょう。厳しく叱責されることは覚悟しなければなりません。しかし、これから自分の子供をしっかり育てる、不倫の末の妊娠という事実をすべて受け止めて人生を歩んでいくという固い決心を両親に伝えてください。両親もあなたの気持ちを理解し、きっと協力してくれるはずです。

おわりに

不倫相手の子供を妊娠してしまった際の対処法・心構えについてご紹介しました。妊娠してしまったことを後悔しても仕方ありません。自分と子供の将来のために不倫相手としっかり話し合い、行動しましょう。

悲観するのではなく、今後の人生のことをしっかりと考え、問題を解決することが大切です。