健康は生活全ての基本と言っても過言ではありません。健康な体でこそ、仕事も恋愛も楽しめるのです。健康な体を手に入れるためには健康運にも注目したいもの。健康運は、風水と密接な関係にあると言われています。風水では、人の体の器官には、それぞれ対応する方角があり、調子が悪い部位はその方角の風水を整えることで改善できるとされていることをご存じでしょうか。
今回は、健康運が上がる色と方角をご紹介します。
北は耳や腎臓、生殖器に関わる方角です。水の気を司る方角で、悪いものを流す効果があります。ただし、北は生理不順や冷え性に関わる方角でもあるため、北の方角にある部屋に長くいる場合は冷え対策をとることが大切です。
北のラッキーカラーはクリーム色やベージュ、アイボリー、淡いピンクなどの優しい色です。水色は水の気を強くし過ぎてしまうため避けた方が良いでしょう。
北東は鼻、背中、腰と指に関わる方角です。新しい変化を生み出す方角でもあります。北東の気が乱れると、悪い変化につながってしまいます。清潔感がある白をベースに、気を活性化させる赤をポイントとして取り入れると運気を改善できるでしょう。寒さを連想させる青は避けることをおすすめします。
東は喉、舌、肝臓と足に関係する方角です。若さや発展など成長を表し、東の方角がマイナスに働くとせっかち、過労などの症状が表れる場合があります。症状を感じたら、東の方角にある部屋の風水を整えましょう。
ラッキーカラーは水色、アイボリー、黄緑、ベージュです。黄色や濃い茶色はエネルギーを抑えてしまうため避けましょう。
南は目や心臓、胸や血管などの体の主要部位に関わる方角です。南の持つ「火」の気は、悪いものを燃やす性質があります。黄緑やオフホワイト、ベージュがラッキーカラーです。水の気を連想させる水色と相性が悪く、逆に赤も火の気を強めすぎてしまうため住環境に合いません。
南の方角の気が滞ると、ストレスの増加や、感情が抑えられないなどの作用が現れがちになります。高血圧などにつながることもあります。背の高い観葉植物などを置いて対処しましょう。
南東は髪や腸、お尻や太ももをと対応する方角です。新しいきっかけにつながる方角とされています。南東の気が滞ると、頑固になって人の言うことを聞かない性格になりがちです。
風邪や神経痛を発症したときも、南東の気を整えると良いとされています。ラッキーカラーはオレンジや明るい黄緑などの元気な色のため、明るい色の小物を置くと気の流れが良くなるでしょう。
南西は胃腸や筋肉と関わる方角で、地面を表すと言われています。南西の方角の気が滞ると、マンネリを感じたり他人への依存心が強くなったりしてしまいがちです。
便秘や下痢など、胃腸の具合が悪いときは南西の気を整えると良いと言われています。相性が良い色は、若草色や明るい茶色などのアースカラーです。南西の部屋の場合、部屋全体を落ち着いた雰囲気に整えると精神的な安定感がアップするでしょう。
西の方角は歯や呼吸器、肺と関連しています。虫歯や食中毒など、消化器系の不調も西の気の乱れから来ていることが多いようです。
金の気を持つことでも有名ですが、それ以外に恋愛や楽しいことを表す方角でもあります。西の気が滞ると、無駄遣い、無気力、現実逃避などの影響が現れる可能性があるため注意してください。
ラッキーカラーは黄色ですが、部屋を黄色に整えると派手過ぎて集中できないかもしれません。白をベースに、黄色や淡いピンクをポイントに取り入れることをおすすめします。
北西は頭痛や骨折、皮膚に関わっています。家庭や組織内での調和にも影響があり、北西の気が滞ると、傲慢、独善的、権威主義になる場合があります。
ラッキーカラーはクリーム色やベージュ、パステルピンクです。原色や強い色を配置すると気の流れがさえぎられてしまいます。
身体の不調を感じた際は、対応する方角の風水を整えると症状が緩和されると言われています。風水が整えられないときは、クリスタルを設置して様子を見ても良いでしょう。まずは健康に関わりが深いとされているトイレ、浴室、キッチンの方角を調べ、ラッキーカラーを取り入れたインテリアにしてはいかがでしょうか。