アグレッシブに恋愛をしたい既婚男性は、意外に多くいます。既婚者に告白されてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。告白を断ろうと思っても、相手が職場の上司や同僚、もしくは仲の良い男友達、友人のパートナーであったりすると、その後の関係を考えて困ってしまうと思います。
今回は望まない不倫のお誘いを上手に切り抜ける、気まずくならない告白の断り方をご紹介します。
必然的にコミュニケーションを取る機会も多くなる仕事上の関係者。好意を持たれてしまった場面、曖昧な態度のままだと、相手も「まんざらではないのでは?」とアプローチを続けてしまいます。かといってむげに断ると、プライドを傷つけてしまい、思わぬ報復被害に遭う可能性があります。業務やキャリアアップにも支障が出るかもしれません。
仕事上の関係者に対して一番効果的なものは「気遣いのあるきっぱりした断り方」です。
「いつも助けてくださる○○さんからなのでお気持ちはうれしいのですが、お付き合いはできません。」
「尊敬する○○さんからそのようなお気持ちをいただけて光栄です。でも、奥様がいる方とは、お付き合いしないと決めています。ごめんなさい。」
など、相手を立てつつ「あなたの恋人になる気持ちはない」という意思をきちんと伝えることが大切です。現状の良好な関係を続けやすくするためには、「このままでいましょう」「今のままの関係でいたいです」という言葉も忘れないでください。
その後は、夕食や飲みなど2人きりのお誘いをやんわりと断る代わりに、グループの飲み会やランチに誘って、敬意や親しみは薄れていないことをアピールするとなお良いでしょう。
気軽に食事や飲み、レジャーを楽しめる関係の既婚の男友達。気の置けない仲間だからこそ、相手があなたを好きになってしまう場合もあります。また、友人の夫から秘密の恋人関係を提案されるという、なんとも面倒な事態が起こることも世の中には多いようです。
前者も後者も、できれば波風を立てず、良い関係を続けて行きたい相手ですよね。そのようなタイプの告白には、「明るくはっきり対処する」ことが効果的です。
「おー!?なになに、○○ってば私に気があるの!?でも、そりゃだめでしょう。奥さん大事にしなよー」
「素敵な旦那さまだと思ってたから気持ちはうれしいよ。でも、私はあなた以上に○○ちゃん(友人である奥様)のことが大切だから絶対傷つけたくないんだ!ごめんね。」
このように、明るくいつも通りのテンションで、はっきりと断りましょう。奥さんのことを付け加えると効果的です。そして、告白を断った後も態度を変えず、今まで通りの笑顔で接することも忘れずに。その方が相手も逆恨みの気持ちを持たずに済み、お互いのストレスを最小限にできます。
「好きな人(またはお付き合いしている人)がいるから、付き合えない」という断り方は一見効果的に見えますが、既婚者の男性に長期的な希望を持たせてしまう可能性があるため避けましょう。その後フリーになったと聞いたら、アピールが再燃してしまうかもしれません。最初にしっかりと断っておくことで、その後の不要なトラブルを回避できるはずです。
不倫関係にはなりたくない、でも相手の男性を好きになってしまったという場合が、一番身の処し方に困るかもしれません。そのような場合はまず、彼と最終的にどうなりたいかを考えてください。本当に好きなら、奥様と離婚して自分だけの恋人になって欲しいと思います。それなら、そのままの真剣な思いをお断りの言葉に乗せてはいかがでしょうか。
「奥さんと離婚して、私との再婚を視野に入れたお付き合いをしてください。その気持ちが固まったら、また私に告白してください。」
自分の好意も伝えられ、相手の真剣度も確かめることができる断り文句です。大半の既婚男性は、告白する段階で奥さんと離婚することは考えていないため、その後の関係はおそらく進展しないでしょう。しかしそのことが、彼への思いを忘れるきっかけにもなるはずです。
告白をしてくる既婚男性の大半は不倫関係を希望しています。本人同士の気持ちが通じ合っていたとしても、最終的に傷ついたり、相手のパートナーから賠償を求められたりするリスクを負うのは女性側です。素敵な男性だからといって、安易にお付き合いを始めてしまうことは危険です。告白をうまくかわす方法を身に付けましょう。