皆さんはマントラという言葉を聞いたことがありますか?
マントラとはサンスクリット語で文字や言葉という意味で、仏教やヒンドゥー教における仏・神への賛歌や祈りの言葉などを指します。
現在では、精神を高める手段として世界中で多くの方がマントラを実践しています。マントラの中でもガヤトリー・マントラは心身を健康にする強い力があるとされ、インドで最高とうたわれているマントラです。
ここではガヤトリー・マントラを実践することにより得られる効果についてご紹介します。
マントラとは「真実を表現し、精神を高める」ものです。特別な力を宿した言霊であるとも捉えられます。唱える、または聴く際はサンスクリット語のままで実践してください。
マントラには以下のようなさまざまな波動が込められています。
・霊力向上
・能力開花
・浄化促進
・運気上昇
マントラを唱えることにより、上記のような効果が期待されるでしょう。
また、マントラを唱えることは宗教的な修行や実践ではなく、あくまでもマントラ自身の言霊の力を信じた上でのことです。そのため、宗教などに関係なく、誰でも実践して良いのです。
一般的に、負のオーラをまとっている状態では体調が思わしくなく、不幸なことに遭いやすいといわれています。マントラとは、負のオーラを取り除くための呪文と考えても良いでしょう。
ガヤトリー・マントラとは「唱えることで罪が許される」マントラです。ガヤトリー・マントラを日々熱心に唱えることにより、あらゆる罪が許され、心身の負のオーラを浄化することが可能です。
そして最終的には負のオーラが正のオーラへと変わり、体も健康的になり、幸福な人生を楽しむことができるでしょう。
実はガヤトリー・マントラは、唱えた方のオーラをプラスに変えるだけでなく、周りにいる方のオーラもプラスに変えるとされています。
例えば、「非暴力・不服従」で有名なマハトマ・ガンジーもガヤトリー・マントラを実践していた1人です。彼はインド独立の父と呼ばれていますが、何よりもの功績は民衆にもたらした「心の変化」でしょう。ガヤトリー・マントラによりガンジー自身のオーラが浄化されていたことが、ガンジーがあれほどの大きな影響を世の中に与えられた要因かもしれません。
ガヤトリー・マントラの恩恵を効率よく受けるためには、どのように実践すれば良いのでしょうか。まずマントラを唱える際のポイントは「心を込める」ことです。精神を落ち着け、祈るように唱えましょう。
唱える回数ですが、最低でも1日108回唱えることが、ガヤトリー・マントラの効果を強く受けるための目標回数です。偉人や賢者など、本当の意味の修行として実践している方は、毎日1,000回唱えるともいわれています。
しかし、一般の方がそこまで実践する必要はありません。まずは1日数回でも構わないので、毎日行ってください。時間帯で言えば、朝・昼・晩と規則的に行うことが望ましいです。
忙しくて時間が取れないという方は、実はガヤトリー・マントラの音声を聴くだけでも効果があります。動画投稿サイトなどで聴くことができるため、ぜひ活用してください。
現代社会では、日々の生活での疲れやストレスがたまり心身ともに健康ではない方が多く見られます。そのような方はガヤトリー・マントラを通して心の浄化、そして体の健康を求めることをおすすめします。
できるだけ早く効果を感じたいところですが、急に目標を高く設定しても続かないかもしれません。効果を感じるためには、少ない回数であっても毎日続けることが重要です。
ぜひガヤトリー・マントラを実践し、心身の健康を手に入れましょう。