嫁姑間の問題というものは、世代を問わずよく耳にするものです。現在の日本においても、この問題は珍しくありません。夫の母親である手前、強く出ることができずに苦労している方も多いと思います。この記事をご覧になっている皆さんの中にも、嫁姑問題に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな嫁姑問題の中でも特に困ってしまうのが、事前に連絡もなく突然家に遊びに来られてしまうことです。さまざまな理由をつけて訪れる姑にはどのように対応するべきなのでしょうか?角が立たないアポなし訪問の断り方や、アポなし訪問をやめさせる方法をご紹介します。
「今日遊びに行くわね!」と姑から突然メールや電話がきた場合には、予定がある、他に来客がある、家にいないなどさまざまな理由で断ることが可能です。しかし、ただあれこれ理由をつけて断るだけでは角が立ってしまうかもしれません。そうならないためにも、断ると同時に「今日は無理だけど、別の日なら大丈夫です」「また今度皆でレストランに行きましょう」など、こちらからフォローを入れておきましょう。そうすれば、姑も納得してくれるはずです。
アポなし訪問は、子どもが生まれる前より生まれてからの方が多いようです。かわいい孫の顔を見たいという気持ちはわかりますが、育児や家事に追われている嫁からすれば、やはりアポなし訪問はストレスになってしまいます。そこで、子どもの顔を見に突然訪問してくる姑に対しては、逆に預けてしまうというのも一つの手です。授乳が必要な時期だと使えない方法ではありますが、「子どもがおばあちゃんの家に遊びに行きたがっています」とお願いすれば、孫をかわいがっている姑は嬉しく思うはずです。
姑にとって嫁の夫はかわいい息子でもあります。そもそもアポなしで訪れるのは、「息子を取られた」という意識による場合も少なくないでしょう。純粋に嫌がらせをしようと思って訪れているわけではないとしても、深層心理ではそのような考えが働いているかもしれません。
姑がこう考えているとしたら、結局のところ他人である嫁が何を言おうとも聞いてくれないことが考えられます。しかし、自分の息子から直接苦言を呈されるのであれば、その限りではありません。姑のことを夫に相談すると悪い気がする、と思ってしまう人も少なくないかもしれませんが、結婚して家族となった相手に遠慮する必要はありません。アポなしで来ることはやめてほしいということを素直に夫に伝え、それを姑に伝えてもらうようにしましょう。
姑がアポなしで頻繁に訪れる理由は、「息子夫婦の家は自分の家のようなものだ」という考えであることが多いようです。このような場合については、家を大事にする姑の考え方を逆手にとった対応をとると良いでしょう。
相手が来るのであれば、こちらから行っても構わないということになります。結局苦手な姑に会うことになるため本末転倒なように思えるかもしれませんが、自分の家に来られるのと違って、自分のタイミングで帰ることができます。
アポなし訪問をしてくる相手にはこちらから逆アポなし訪問を行い、これがいかに迷惑な行動なのかを暗に知らしめるようにすると良いでしょう。
姑が特に苦手というわけではなくとも、突然自宅に押しかけられるのはやはり困りますよね。常に来客に対応できるようにしていなければならないというのは意外と神経を使うことですし、ストレスもたまってしまいます。今回ご紹介した方法を試して、姑のアポなし訪問をうまくかわしましょう。