普段は占いやおまじないを信じない方でも、やはり厄年は気になるもの。そして女性の30代は厄年続きの要注意時期です。そこで今回は結婚や出産、恋愛、子育て、仕事など、多忙な30代に訪れる厄年の詳細や、自分でできる厄払いの方法をいくつかご紹介します。お払いやパワーストーン、風水など、自分にあった方法で厄年を上手に切り抜けましょう。
一般的に、女性の厄年は19歳、33歳、37歳の3回だとされています。本厄の前後1年も前厄・後厄といって、本厄の年と同様に気をつけなくてはならない時期です。
昔ながらの考えでは、厄年は身を慎んで静かに過ごすべきだとされていました。しかし現代の30代は恋に結婚、出産に仕事と、人生の中でも大きなイベントが重なりやすい年齢です。厄年だからと30代の6年を何もせずに過ごすと、人生の大イベントをことごとく逃してしまいかねません。
人生50年とされた大昔には30代が更年期にあたり、体調を崩しやすく精神的にも荒れる時期でした。そのため、30代に厄年が2回も設定されたのだと考えられます。
しかし現代の30代も楽ではありません。妊娠や出産、子育てや仕事が多忙過ぎて体調を崩したり、精神的に追い詰められたりしやすいため、やはり注意すべき時期だといえます。特に女性の最大の厄年といわれる33歳周辺は、体調や精神状態に気を配りながら、慎重に振舞うことをおすすめします。
人生は何事もタイミングが大切です。厄年を理由に、恋愛や結婚、出産などの幸運を見逃すわけにはいきません。しかし、厄年に恋愛や結婚をしてつらい経験をした場合、「やっぱり厄年に行動すべきではなかった」と後悔してしまいがちであることも事実です。
恋も仕事もバリバリこなす30代女性の中には、40代に差し掛かる前に結婚や出産を終えたいと考えている方も多いようです。それゆえ、大切な人生のパートナー選びを焦ってしまい、こんなはずではなかったと後悔する危険性があります。結婚に繋がりそうな相手が見つかった場合も、「厄年だからこそ慎重に判断しよう」と冷静になることでより良い決断ができるはずです。少し立ち止まって冷静に考えた上で納得できるようなら、恋愛も結婚も臆することなく突き進んで構いません。
厄年の出産は、意外にも縁起が良いものとみなされる伝統があります。特に男児を出産した場合は、強力な厄払いになるとされています。
厄払いといえば、真っ先に思い浮かぶものが神社でのお払いでしょう。厄払いで有名な神社は日本各地に多数あり、大抵の神社は随時お払いを受け付けています。神社での厄払いを希望する方は、神社に問い合わせましょう。お払いをしてもらうことで、気持ちもすっと軽くなるかもしれません。
ネックレスやスカーフなどの長いものを厄年に贈られると、厄除けに効果があるとされています。恋人やご主人に頼んでプレゼントしてもらうと良いかもしれません。厄除けのお守りとし肌身離さずに持ち歩くとなお良いでしょう。
念珠も厄除けグッズとして有名です。念珠とはいわゆる108個の玉からなる数珠のことで、最近ではブレスレット形式のおしゃれな商品も販売されています。
また、パワーストーンも厄除けに効果があります。特に、万能のお守りといわれる水晶や邪気を跳ね返すマラカイトはおすすめです。
風水では、散らかった部屋や汚い場所には厄が集まるとされています。厄年は例年よりマメに整理整頓をして、埃と一緒に厄を払いましょう。特に水周りをピカピカにしておくと、幸運が舞い込んできやすくなります。
厄年が2回もある女性の30代ですが、行動を制限し過ぎる必要はありません。ただし、例年より少し慎重な行動を心がけた方が良い結果に繋がりやすいでしょう。まずは部屋を片付けて身も心もすっきりさせ、災厄を寄せ付けない幸運体質をつくっていきましょう。