たとえ結婚していても、夫以外の誰かに恋愛感情を抱いてしまうことがあるかもしれません。好きになった相手に配偶者がいたとしても、気持ちを抑えきれずに不倫に走ってしまう方もいるでしょう。いわゆる「W不倫」と言われている状況です。
罪悪感を抱きつつW不倫を続けてしまう方もいますが、W不倫はどのようなタイミングで終わりを迎えるのでしょうか。今回は、W不倫の終わりと別れを感じる瞬間を5つご紹介します。
自分にも不倫相手にも配偶者がいる場合、当然ながら配偶者との子どもが生まれる可能性があります。自分と不倫相手の年齢にもよりますが、20代~40代くらいであれば出産のチャンスは十分あるため、女性は子どもを産みたいと強く感じることもあるでしょう。
お互いに、配偶者との間に子どもができるとなると不倫を続けるのは難しくなってしまいます。また、子どもができることで家族への愛情を再認識し、不倫相手と別れたくなることも十分考えられることです。そのため、自分もしくは不倫相手に子どもができた場合はW不倫の終わりを強く意識する瞬間となり得るでしょう。
W不倫をする場合、一緒に過ごせる時間や場所は限られます。ホテルなどの人目につかないようなところで密会しようとすれば、当然お金もかかってしまうでしょう。不倫をしているどちらかの経済事情が変化し、お金の余裕がなくなったときにも不倫の終わりを意識することがあるようです。
また、家庭によっては奥さんが財布を握っていることがあります。不倫相手の家庭がそのような家庭である場合、小遣いが減って会う機会が減ってしまうことも考えられるでしょう。生活費以外の出費がかさめば配偶者に疑われることにつながるため、自然と会わなくなり消滅するケースもあります。
W不倫をしていて恐ろしいのは、誰かにその秘密がバレてしまうことです。不倫相手によっては社会的にダメージが大きいことがあります。W不倫の相手が会社の同僚や後輩、上司である場合、発覚すれば社会的地位を失いかねません。
完全にはバレていなくても、バレそうになっただけで別れを意識する方は多いものです。不倫相手と2人で一緒にいるところを目撃されたり、電話の内容を聞かれたり、ひやりとした瞬間を経験したことのある方は少なくないでしょう。
夫、あるいは不倫相手の奥さんにバレそうになった瞬間も、関係を終わらせるタイミングとなり得ます。不倫がバレて離婚することになってしまえば、自分と不倫相手が不利になるためです。
軽い気持ちでW不倫をスタートさせた場合、ちょっとしたきっかけで気持ちが冷め、関係が終わることがあります。
たとえば肉体関係を持った途端に気持ちが冷めたり、相手の存在自体が邪魔に思えたりと、冷静になったときにW不倫の終わりを迎えるというパターンです。最初は楽しいことが多くても、付き合いだして相手の本性が見え始め、嫌になることがあるようです。この点は不倫に限らず男女関係でもよくあることかもしれません。
W不倫は、2人で決めたルールを守ってスタートさせることが多いようです。お互いの家庭を壊さない、電話やメールは決めた時間以外にしない、休日は会わない、といったルールです。
しかし、W不倫の関係が長く続くと、どちらかがルールを破ってしまうことがあります。自己主張が強くなり、前より求めるものが増えてきたときに別れを意識する方は少なくありません。決めたルールを変えようとしたり、何の前触れもなくルールを破って連絡してきたり、自分勝手な行動が目立ってきたときに関係を重く感じてしまうのです。
不倫相手だけでなく、自分がルールを守れなくなってきたときにも「別れた方がいいのでは?」と感じる方は多いようです。
不倫は結婚とは異なり、自分が不倫相手に対して責任を負う必要がないという気楽さがあります。そうした心地良さは、不倫に走ってしまう理由のひとつに数えられるかもしれません。しかし、W不倫をしている方の中には「あくまで配偶者や家庭が第一」と考えている方もいます。ストレス発散のためだけに不倫を続けている方もいると思いますが、不倫相手も同じように考えているとは限りません。今回ご紹介した「W不倫の終わりと別れを意識する5つの瞬間」に近いことが起きた場合には、不倫関係を見直す際の参考にしてみてはいかがでしょうか。