夢に好きな人が登場することは、人によってはよくあることです。また、最近はあまり思い出さなかった元彼が夢に登場し、「なぜ今、この人が夢に?」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。夢の中で好きな人に冷たくされて、目が覚めた後なんとなく悲しくなってしまう場合もあるでしょう。夢占いでは、夢の内容にそれぞれ意味があるとされています。
楽しい夢だからといって、夢占いで良い意味を持つとは限りません。逆に悪い夢が、良い意味を持つ場合もあります。最近見た夢のことを思い出して、占ってみませんか?
今回は、好きな人や昔好きだった人、元彼が登場する夢の意味についてご紹介します。
「好きな人といい関係にある夢」は、夢占いでは「いい関係でありたいという願望が強い反面、現実では相手とまだうまく向き合えていない」「その人への思いが叶わないと思い込んでいるため、夢で満足している」という意味があるようです。
「好きな人が優しくしてくれる夢」も同様で、「実際には疎遠になりつつある」ことを表しているといわれています。
一方、「好きな人に嫌われる・冷たくされる・告白して振られる夢」は逆夢と呼ばれ、恋愛が進展し、交際が始まることを示すものだとされています。
「元彼と仲良くする夢」は、文字通り昔の恋を懐かしんでいる夢です。今の恋愛に満足しておらず、恋愛したいけれど異性との出会いに恵まれていない場合に見ることが多いでしょう。
しかし、現実でひどいけんか別れをした元彼と仲良くする夢の場合は、恋愛以外で新しく何かを始めるのに良いタイミングであることを示しているとされます。
「元彼が他の女性といる夢」は、今も元彼に未練があり、まだその失恋を吹っ切れない状態にいるときに見ることが多い夢です。
「元彼と現在の恋人・夫が一緒に出てくる夢」は良夢です。元彼と比べることで現在の彼との関係を大切にしたい、彼のことを見直したいと思う心境の現れだとされます。
「元彼が冷たい・元彼と喧嘩する夢」も良夢です。現在の恋人や夫との関係が今以上にうまくいくことや、新しい恋が始まることの暗示だといわれています。
「毎日のように好きな人の夢を見てしまう」「なぜか最近、元彼が夢に出て来すぎる」という場合は、先にご紹介した夢の意味とは違ってしまうようです。
毎日のように好きな人や元彼の夢を見てしまう場合、ストレートに「好きな人や元彼のことで頭がいっぱいになっている」状態です。「恋愛のことで少し病み気味」だともいうことができるでしょう。
実生活に対する意欲の喪失、現実から逃げたいという心情の現れともいわれているため、要注意です。趣味や仕事に打ち込むなど、恋愛のことは少し横に置いて人生を楽しむ心の余裕を持つよう心掛けてください。
幸せな恋の夢であるからといって必ずしも良いことの予兆とは限りません。むしろ逆に、うまくいかない恋の夢の方が現実でうまくいく兆しを示しているとされます。
恋愛の夢はバリエーションが豊富です。それだけ、人は恋愛に対する興味が深いのだということが分かります。
なお、見た夢が不吉な夢だからといって、悲観したり絶望したりする必要はありません。夢はこの先どう行動するか、どう生きるかのヒントを与えてくれるメッセージだと考えてください。それでも気になってしまう場合は、悪い夢を友人との会話の種にして盛り上がるなど、実生活の中で利用してしまいましょう。
「夢」はあくまで「夢」であり、現実を左右するものではありません。内容や夢判断にとらわれすぎず、気楽に付き合っていくことが大切です。