自然や宇宙からのエネルギーを得て運気を上げようと、多くの人が日本各地のパワースポットに集まっています。しかし、パワースポットの中には「行ってはいけない」「行くとむしろ運気を下げてしまう」場所があることをご存じでしょうか。
人間を含む世界の全ての事物は、「地」「水」「火」「風」「空」の5つの自然元素のうちいずれかの属性に分類されるといわれています。5つの自然元素をもとにした考え方では、属性の相性が悪いパワースポットに行くと、運気が下がってしまうとされているのです。
そこで今回は、適切なパワースポットを選ぶ上で欠かせない、自分の属性を知る方法や、属性による相性についてご紹介します。
5つの自然元素に対応する「地」「水」「火」「風」「空」の属性を、繭気属性(けんきぞくせい)といいます。それぞれの属性は星形に配置され、時計回りに「地」→「水」→「火」→「風」→「空」の順に並んでいます。隣り合う属性は相性が悪く、その他の属性は相性が良いとされています。例えば水属性は地、火属性と相性が悪く、空、水、風属性とは良い相性です。つまり水属性の方は、空、水、風属性のパワースポットに行くことで運気アップが期待でき、地、火属性のパワースポットに行くべきでないと分かります。
相性の悪いパワースポットへ行くと、パワーの波長が合わず心身の気が乱れたり、パワーを吸い取られてしまったりします。自分の属性とパワースポットの属性の両方をきちんと把握することが必要です。
自分がどの属性なのかは、以下の通りに計算すると知ることができます。
1987年6月18日生まれ、O型の場合を例に見ていきましょう。
まず、生年月日の数字をばらばらにしてすべて足します。答えが2けたになった場合は、1けたになるまで1の位の数と10の位の数を足してください。例でいうと、1+9+8+7+6+1+8=40、4+0=4となります。
そして、生年月日の計算で出た数字に血液型に対応する数字を足しましょう。A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。例の場合は4+4=8になります。この場合も、答えがもし2けた以上になった場合は1桁になるまで足し算を続けてください。
最後に残った1桁の数字で、属性を判別します。1と6は地、2と8は水、3と7は火、4と9は風、5は空です。例の場合は、風属性となります。
なお、複数人でパワースポットに行く場合は、同行者の属性も考慮する必要があります。もし、自分とは相性が良いパワースポットでも、同行者との相性は悪い場合があります。相性が悪い場合は、お守りを持っていくと良いでしょう。運気が下がることを防げます。
自分の属性が分かったところで、属性ごとの有名なパワースポットをご紹介します。
まず地属性のパワースポットとして有名な場所は、皇居、浅草寺(以上2件東京都)、尾瀬国立公園(群馬県)、春日大社(奈良県)、東寺、龍安寺(以上2件京都府)、出雲大社、石見銀山(以上2件鳥取県)、金刀比羅宮(香川県)、屋久島(鹿児島県)などです。
水属性のパワースポットで特に知られている場所としては、洞爺湖、摩周湖(以上2件北海道)、亀戸天神社、深大寺(以上2件東京都)、銭新井弁天(神奈川県)、伊勢神宮(三重県)、清水寺、建仁寺、貴船神社(以上3件京都府)、四万十川(高知県)、厳島神社(広島県)、太宰府天満宮(福岡県)などがあります。
火属性のパワースポットでは、鹿島神宮(茨城県)、富士山、山宮浅間神社(以上2件静岡県)、熊野神社(奈良県)、住吉大社(大阪府)、阿蘇山(熊本県)などが有名です。
風属性のパワースポットとして有名な場所は、恐山(青森県)、高尾山(東京都)、比叡山延暦寺(滋賀県)、伏見稲荷大社、仁和寺(以上2件京都府)、鳥取砂丘(鳥取)などです。
最後に空属性のパワースポットとしては、柴又帝釈天(東京都)、日光東照宮(栃木県)、善光寺(長野県)、熱田神宮(愛知県)、首里城(沖縄県)などがあります。
ご紹介した以外にも、それぞれのパワースポットにそれぞれ決まった繭気属性があります。パワースポットを訪れる際は、自分の属性とパワースポットの属性を調べ、相性の良いところを選んでください。