最近、体がだるい、何をやってもうまくいかない、と思うことはありませんか?もしかしたらそれは、邪気が取り付いていることが原因かもしれません。体に取り付いた邪気をそのままにしておくと、体調を崩したり、人間関係が悪化したりするなどの悪影響を与える恐れがあります。そのような自体を避けるためにも、塩を使って邪気払いを行いましょう。
今回は、自分でできる塩を使った邪気払い・浄化の方法についてご紹介します。
簡単に行える邪気払いとしては、両肩に塩を振りかけるだけのシンプルな方法をおすすめします。
昔から、塩は浄化や邪気払いに使用されてきました。葬式から帰ってきた後に塩を体に振りかける行為も、塩の浄化作用から来ています。疲れや悪寒を感じたときにさっと塩を肩に振りかければ、心と体がすっと軽くなるでしょう。
また、外出先から家に帰ってきた際は、室内に入る前に塩を体にさっとかけてから入ってください。家に入る前に邪気を払うことによって、室内に邪気を持ち込みません。外出用のかばんに小袋に分けた塩を入れておくと良いでしょう。
体が重く感じたり、何をやってもうまくいかないときは、塩風呂に入って全身を浄化しましょう。ここでは、浄化効果を高める塩風呂の入り方をご紹介します。
1.湯船に張ったお湯に、両手いっぱいの塩を入れる
2.全身の邪気を払うように頭まで湯船に浸かる
3.20~30分程度入浴する
4.最後に、湯船から出た後に水で全身を清める
塩風呂は体の邪気とともに、体内の老廃物も洗い流す効果が期待できます。老廃物は人にとって厄であると考えられているため、厄落としにも役立てることが可能です。
入浴後のお湯がドロドロしていたり、黒っぽく濁ったりしている場合は邪気がたまっていた証拠です。そのお湯には邪気やネガティブなものがたくさん詰まっているため、残り湯を使用した洗濯は控えてください。
邪気払いの最も有名な方法の1つである盛り塩は、玄関先をはじめ、部屋の四隅、寝室などに置くことによって、邪気から自分の身を守る結界を張ることができます。
人は、日々の暮らしの中で少しずつ体に邪気をためこんでいます。そのため、盛り塩を使用して部屋を定期的に浄化することによって、負の連鎖を断ち切ることが可能です。盛り塩は自分でも簡単に作ることが可能なため、ぜひ作ってください。
1.紙にコンパスで半径15cmの円を描く
2.はさみで半円になるよう切り取り、それをくるっと巻いて円すいを作る(つなぎ目はテープで固定してください。)
3.塩を固めやすくするために、塩に水を数滴たらして混ぜておく
4.紙で作った型紙に塩を押し込むように詰める
5.白い陶器の小皿の上に乗せたら完成
盛り塩を置く場所は、特に決まっていません。邪気を払い、運気を引き寄せたい場所に置きましょう。
また、盛り塩を置きっぱなしにしておくと、悪い気を吸収してしまうため注意が必要です。1週間に一度は交換するようにしてください。
塩の種類は、精製塩や粗塩、岩塩など非常に豊富です。邪気払いや浄化の効果を高めるためには、どのような塩を使用すれば良いのでしょうか。
邪気払いや浄化の効果をより高めるためには、粗塩の使用をおすすめします。塩の中でも特に粗塩は浄化作用が強く、ネガティブなエネルギーを吸収するといわれています。そのため、邪気払いや浄化には精製塩ではなく、浄化の象徴である海のパワーが強く残っている粗塩を使用しましょう。
古くから、塩は邪気払いや浄化に用いられてきました。塩を使えば自分でも簡単に邪気払いを行うことができるため、何か気になることがあった際はぜひ試してください。
また、塩は持っているだけでもお守りになります。半紙に塩をひとつまみ入れて持ち歩いてはいかがでしょうか。