お得な買い物にめぐり合いたい、最近始めた資産運用がうまくいってほしい、宝くじが当たってほしい!誰しも、このような願いを密かに抱えているものであると思います。金運アップを願う方は、ぜひ金運のご利益があることで有名な神社に参拝してみてはいかがでしょうか。
今回は、金運に効果のあるとされる神社を地域別にご紹介します。
人とお金の多く集まる関東地方には、多くのお金の神様がいると言われています。
東京都新宿区百人町にある「皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)」は、宝くじが当たる神社として全国的に有名です。江戸時代、百人町の地名の由来である鉄砲組百人隊のある与力が稲荷の神様にお参りしたところ、射撃が百発百中当たるようになったという言い伝えがあります。「みなあたる」という縁起のいい名前のとおり、参拝した人の多くが、宝くじで高額当せんしたり、株などで成功したりしていることで話題になっています。
神奈川県鎌倉市には、歴史ある「銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)」があります。鎌倉幕府を開いた源頼朝が建立したもので、商売繁盛で有名です。また、この神社の霊水でお金を洗うとお金が倍になる、といういわれもあります。
富士山のご利益にあずかりたい人におすすめしたいスポットは、山梨県、富士山二合目にある「新屋山神社奥宮(あらややまじんじゃおくのみや)」です。パワースポットとして有名で、国内の有名な会社の重役も参拝していると話題になっています。特に株や資産運用に成功するご利益があるといわれています。なお、この奥宮は11月下旬から4月下旬までは閉社しています。訪れる際はホームページなどで開社時期をよく確認しましょう。
寺社仏閣の建ち並ぶ古都京都や、出雲大社に近い中国地方にも、金運にまつわる神社があります。
京都府中京区の住宅街にある「御金神社(みかねじんじゃ)」は、小さな神社ながら金箔がほどこされたインパクトのある鳥居にご利益があるとして人気があります。鉱山や金属をつかさどる神様、金山毘古命(かなやまひこのみこと)がまつられており、競馬や競輪の勝利が願われるなど、地元の人たちに愛されている神社です。
鳥取県日野郡には、「金持神社(かもちじんじゃ)」というたいへん縁起の良い名前の神社があり、ジャンボ宝くじ発売シーズンには多くの参拝者が訪れます。国土経営の神様である天之常立尊(あめのとこたちのみこと)をまつっている神社で、経営の面でもご利益があるとされます。金持箸や財布など金持神社独自の縁起物が販売されていることにも注目です。
最後に、パワースポットの集まる九州地方にある金運アップの神社をご紹介します。
佐賀県唐津市、唐津湾に浮かぶ高島にある金運神社は、その名も「宝当神社(ほうとうじんじゃ)」です。宝くじ高額当せん者が多数出ていることで有名で、年間の参拝者は約20万人といわれています。境内には、当せん者が宝くじの当せんを神様に報告する御礼が、当せん券のコピーとともに多数奉納されており、御礼を拝むことでも金運にあやかれそうです。
鹿児島県種子島には、七世紀からの歴史を持つ「宝満神社(ほうまんじんじゃ)」があり、金運にまつわる神社として知られています。おめでたい名前から金運の開運の神社としても人気ですが、元来は農業の豊作にかかわる神社で、豊かな生活をもたらしてくれると言われています。
いかがでしたか?気になる神社が見つかったでしょうか。近くの神社に繰り返しお参りするのも、金運パワースポットに遠出してしっかり祈願するのも良いでしょう。金運にまつわる神社にも、それぞれ由来や特徴があります。自分の願い事にあった金運神社にお参りして、ぜひそのご利益にあずかりましょう。