契りを結んだ夫婦といえども、もとは血のつながらない赤の他人同士です。同じ屋根の下に暮らしていれば、ぶつかり合うこともあって当然です。しかし単なる夫婦喧嘩も、ヒートアップしてしまうと離婚のきっかけになる恐れがあります。実際、激しい夫婦喧嘩をしている最中に離婚の不安を抱いたことがある方は多いのではないでしょうか。
今回は、仲直りのきっかけや方法など夫婦喧嘩の解決法をご紹介します。夫婦で激しい喧嘩をしてしまいがちな方は、ぜひチェックしてください。
まず、過去の夫婦喧嘩を振り返ってみましょう。夫婦喧嘩にも、離婚に発展しやすいパターンとそうでないパターンがあります。
離婚に発展しやすいパターンの夫婦喧嘩は、相手の人格を否定したり、意見を押し付けたりすることから始まります。例えば家事を頼む際に「最近では旦那が家事をすることは当たり前よ、いつまでも子どもじゃないんだから手伝って」などと人格否定、意見の押し付けを含む言葉を用いると、致命的な夫婦喧嘩につながりやすくなってしまうでしょう。思い返してみて、自分にも当てはまると感じた方は要注意です。
激しい喧嘩をしたその場で冷静になり、すぐに和解することは困難です。気持ちをクールダウンするにはどうしてもある程度の時間が掛かるものです。喧嘩が大きくなればなるほど長い冷却期間が必要となり、気持ちをクールダウンできていないうちに喧嘩を繰り返してしまうリスクも高くなります。
仲直りは、喧嘩の後1週間以内を目安にしましょう。ある調査では、喧嘩をした夫婦の40%以上は翌朝には仲直りできているとの結果も出ています。朝は頭もすっきりしますから、できる限り喧嘩の翌日の朝に仲直りのきっかけをつくってください。
いざ仲直りしようとしても、やはり最初は少し抵抗があると思います。そのような場合は、面と向かって仲直りの話し合いをする前に、きっかけづくりをすることをおすすめします。
きっかけづくりの方法としては、メールが適しています。例えば朝の場合、気分はすっきりしていても忙しくてなかなか話し合う時間を持てません。お互いが家にいる間に、通勤中や家事の最中にメールで仲直りしたい思いだけは伝えておきましょう。そして、メールには反省している点、本当に相手に伝えたかったことなどを具体的に書いてください。誠実さが伝われば、相手も素直に気持ちを受け止めてくれやすくなります。
プレゼントを贈ることも、仲直りのきっかけづくりの良い方法です。謝罪の言葉とともに、「あなたが欲しいと言っていたから」「あなたに似合うと思ったから」など、相手のことを考えてプレゼントを選んだことを伝えましょう。2人の間に流れる空気が穏やかになるはずです。
相手と向き合って仲直りできそうになっても、注意を怠るとまた喧嘩を蒸し返してしまいかねません。仲直りの話し合いの際は、以下の3点に注意してください。
1点目は、相手の話をきちんと聞く姿勢を持つことです。途中で嫌な気持ちになっても感情的にならないようこらえて、話を最後まで聞きましょう。あくまで冷静さを保つことが重要です。
2点目は、一歩譲歩して自分の非を認めることです。他の話題を持ち込んで論点をそらしたり、自己防衛をしたりしてしまうと、再び喧嘩が始まってしまいます。素直に、誠実に謝罪しましょう。
3点目は、喧嘩の原因を追及し、解決策を話し合うことです。ただ片方が謝るだけでは、根本的な解決にはなりません。似たような喧嘩を繰り返すことのないよう、喧嘩の発端は何だったのか、どこで気持ちがすれ違ったのかを明確にし、肝に銘じておきましょう。
恋人同士の喧嘩とは違い、夫婦喧嘩は激化しやすいものです。離婚という大きなリスクにもつながるため、夫婦喧嘩を避けて仲睦まじく暮らせるよう、ぜひ参考にしてください。