自分の感情や価値観などをありのまま伝える自己開示は、恋愛において効果的なテクニックの1つといわれています。しかし、自己開示したいと思っても、なかなかうまくできないと悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。自己開示ができるようになれば恋愛だけでなく、あらゆる場面で役立てることができます。
そこで今回は、自己開示できないけど恋愛したい人が試すべき自己開示の方法についてご紹介します。
恋愛を成就させるためには、意中の相手に対して可能な限り積極的な姿勢をとることが大切です。どんなに容姿が整っていたとしても、何かしらのアクションを起こさなければ恋愛につなげることはできません。
例えば、お互い両思いだったとしても、声を掛けたり想いを伝えられなければ恋愛のきっかけは生まれませんよね。恋愛する機会を逃さないためにも、自己開示することは非常に大切なのです。
自己開示が苦手な方にまず試してもらいたい方法は「積極的に相手に質問を投げかける」ことです。自分が相手に興味を持っていることを伝えることができ、なおかつ会話を膨らませることができます。
相手に質問する際は、矢継ぎ早に質問するのではなく、適度に相槌を打ちながら相手の話を真剣に聞くことが大切です。
「話をちゃんと聞いてもらえている」と相手が思うことによって、あなたの話も好意的に聞き入れてもらえるでしょう。
質問する内容としては趣味や出身地についてなど、まずは当たり障りのない話題から始めましょう。相手との距離が縮まってきたら、徐々に深い質問をしてください。
また、会話の中で2人の共通点を見つけることも大切です。相手の興味がないことをいくら自己開示しても意味がありません。趣味や家族構成など、2人に共通することを自己開示することによってグッと仲を深めることができるでしょう。
しかし、共通のことを自己開示する際も自慢話のように受け取られないよう気を付けてください。
相手のことを知りたいと思うのであれば、自分のことについても話す必要があります。しかし、ポジティブなことだけを伝えても相手に不快感を与えてしまう恐れがあるため注意が必要です。
自己開示する際は、失敗談や自分のダメな部分も正直に伝えることが大切です。
このようなネガティブな話題はなかなか人に言いにくいかもしれません。しかし、自己開示された相手にとってみれば「こんなことを自分に話してくれるなんて」と、相手に対して特別な感情を抱くことでしょう。
恋愛において、相手に特別な感情を抱かせることは非常に大切なポイントです。さりげなく「他の人には話しにくいけど、あなたには話すね」という言葉を付け加えるとより効果的でしょう。
また、弱い部分を相手にさらすことによって、相手は心を開きやすくなります。
これは「自己開示の返報性(へんぽうせい)」と呼ばれる心理効果で、基本的に人は人にしてもらったことを相手にも返したいと思う心理的性質を持っています。
つまり、相手に好意的な態度をとり続けていれば、相手からも好意的な態度をとってもらいやすくなるのです。
恋愛において自己開示が苦手な方が試すべき自己開示の方法についてご紹介しました。
恋愛を成就させるためには、一方通行な想いだけでは叶いません。自己開示して自分のことを相手に知ってもらう必要があります。
自己開示が苦手な方でも真摯な姿勢で伝えれば、きっと相手にも気持ちが伝わるはずです。今回ご紹介した方法を試して、恋愛につながるきっかけを作りましょう。