夫婦で一緒に生活していると、お互いの考え方の違いから喧嘩へと発展してしまうことがあります。夫婦喧嘩が起こることは避けられませんが、ささいな一言によって相手の心を傷つけてしまい、夫婦間に大きな溝を生むこともあります。
今回は夫婦喧嘩中に夫に言ってはいけない言葉についてご紹介します。
まず女性と男性とではコミュニケーションの目的が違うことを知っておきましょう。女性の話し方は感情的で、コミュニケーションの目的は共感を得ることです。一方、男性の話し方は論理的で、コミュニケーションの目的は問題解決、つまり解答を見つけることです。
また、女性の中には自分の気持ちを男性が察してくれると思っている方もいますが、これは誤りです。伝えたいことははっきりと口に出して言わなければ男性に伝わりません。
コミュニケーションの目的の違い、そして女性と違って察してくれない男性。男女間でコミュニケーションのすれ違いが生じることは必然的な結果です。
コミュニケーションのすれ違いによって夫婦喧嘩が起きた場合、「別れて欲しい」「離婚しよう」などの言葉は絶対使わないようにしてください。軽い気持ちで口に出してしまうと、かえって夫の怒りに火に油を注いでしまいます。
「あなたと結婚してがっかり」など、結婚を後悔する発言もNGです。離婚に関するワードを聞いた夫は、妻が離婚を本気で考えていると思い込んでしまう可能性もあります。夫と別れる気がないのであれば、安易にこのような言葉を使うことは慎みましょう。
夫と口論をする時は、怒りに身を任せた発言を控え、冷静な対応をすることが重要です。結婚生活では忍耐力も必要になります。相手のことを考えて言葉を選びましょう。
男性はプライドが高いことを忘れてはなりません。例えば、自分の考え方や仕事などに関して男性はプライドを持っています。夫婦喧嘩のときについカッとなった妻が、プライドを傷つける言葉を使ってしまうケースが少なくありません。
夫の仕事内容の否定や収入が低いことに関する指摘など、お金に関するネガティブな言葉は絶対に口に出さないようにしましょう。
また、男らしさを否定する「男のくせに」という発言もプライドを傷つけます。夫としては自分を完全に否定されたと考え、現在の結婚生活に疑問を感じてしまいます。
夫婦喧嘩の際につい口論がヒートアップしてしまい、思わず夫の家族や友人の悪口を言ってしまうこともあります。男性にとっては妻だけでなく、自分の家族や友達も大切な存在です。
男性は自分の家族や友達に関する悪口を言われることを許せません。夫の家族や友達に対する悪口は夫婦関係を一気に冷え込ませ、家庭内の雰囲気を暗く、ギスギスしたものにします。
夫の家族や友達は他人だからと思って悪口を言うことは控えてください。夫に言ってはいけない言葉は家族や友人にも使用してはいけません。
今回は夫に言ってはいけない夫婦喧嘩中の禁句をご紹介しました。一緒に生活をする上で夫婦喧嘩は避けられません。夫婦喧嘩は時間が解決してくれると考える方もいますが、喧嘩の原因をしっかり分析しておかないと、喧嘩が続いて夫婦生活に亀裂が入ります。
相手が傷つくことを言ってしまった場合、すぐに謝ることをおすすめします。例えば、軽い冗談のつもりで言った「離婚」という言葉を夫は真剣に受け取ってしまい、離婚につながる可能性もあります。何気ない一言が夫婦生活を台無しにしてしまわないよう、気を付けてください。