何かに悩んだとき、どうしたら良いか迷ったとき、占いは未来を知る手掛かりになります。占い師の元を訪れて直接相談したり、電話でアドバイスをもらったりと方法はさまざまですが、最近では「メール占い」の人気が高まっています。これには、メールならではの利点を生かした、さまざまなメリットがあるためです。
今回はメール占いについて、鑑定依頼のコツも含めてご紹介しましょう。
メール占いの最も大きなメリットは、時間を選ばないということです。順番を待つ必要もありません。そして、占い師と顔を合わせずに済む、話しにくいことも書くことができるという点で、利用しやすいという声が多くあります。また結果もメールで返信されるため、何度も読み返すことができ、大事なことを聞き逃す心配もありません。
さらに、メール占いでは依頼人が相談をまとめるための時間を十分に取ることができます。直接だと、緊張してうまく話せなくなってしまう人にとっては、これも大きな利点です。
「正確な」情報を「詳しく」提供することで、結果もまた「正確性」が高く「的確な」アドバイスとして返ってくるのです。占い師は鑑定依頼文に書かれた内容に集中して占うことができ、導いた結果を余すところなく返信の文章にすることができます。
これらは、まさに「メールならでは」のメリットです。
メール占いのサイトを利用する際は、あらかじめ会員登録をし、自身のプロフィールを入力してから鑑定に進むケースが多く見られます。この場合は、依頼人の基本情報が保存されるので、占うたびに生年月日などを入力する手間がかかりません。大抵のサイトが登録自体は無料で、実際に占う段階になってから料金が発生するという仕組みです。
また会員登録をせずに、その都度専用フォーマットに必要な情報を入力するというケースもあります。こちらは毎回すべての項目を埋めなければなりませんが、データを残したくないという人におすすめです。
いずれも、占う内容や種類、結果のボリューム(文字数)によって、料金は異なります。自身の好みや占う頻度に合わせて選択しましょう。
では、いよいよ相談内容の書き方です。
当然のことながら、文字数には制限があります。したがって、まずは自分が何を知りたいのか、相談の核となる部分を明確にしなければなりません。知りたいことが曖昧だと、占い師も正確に鑑定できないからです。
例えば恋愛相談の場合、相手の気持ち、現状の打開策、未来の関係性など、この相談で何を占ってほしいのか、具体的に伝えることが求められます。ポイントが絞れている方が鑑定結果も明確にできるため、知りたい項目を正直に書きましょう。
また、できるだけ2人の馴れ初めや現在の状況を詳しく書くことが大切です。現状を読み解くためには過去が、未来を導くためには現在が、その基準となります。占いの種類によっては、メールから感じられる波動だけで読み取ってくれる場合もありますが、相手の生年月日や出生地が分かっていた方が、より詳細な結果を得られることもあるのです。
メール占いは、自分の好きな時間に相談できる手軽な占い方法です。文章が苦手だな、と思う場合でも、うまく説明しようとする必要はありません。込み入った状況であれば箇条書きでも良いのです。ただし「嘘や作為を含めない」、そのことには留意してください。あなたの悩みを正直に、迷う気持ちを恥ずかしがらずに伝えましょう。占い師は、その思いを読み取り、あなたに的確なアドバイスを授けます。
もし今つらい状況にあるのなら、そこから抜け出すチャンスはメール占いにあるかもしれません。あなたの未来をつくるのは、他でもないあなた自身なのです。