【二重あご解消法】短期間で二重あごを改善するマッサージ方法

シャープなフェイスラインは、若々しくあか抜けた印象を与えます。二重あごが目立ってしまうと老けて見えたり、実際の体型よりも太って見えたりしてしまいます。二重あごが気になる場合は、できるだけ早く改善したいところです。

そこで今回は短期間で二重あごを改善するマッサージ方法をご紹介します。

二重あごの原因

1. 姿勢の悪さ

猫背はあごが前傾した状態を作ります。首の後ろが縮んで前側を引き延ばした状態が続くと、あご周りの筋肉の働きが妨げられて皮膚がたるみやすくなります。

2.食事

普段の食事でやわらかいものばかり食べているとあごの筋肉が弱くなってたるみが生じ、二重あごにつながってしまいます。

3.肥満

脂肪が付くことにより、リンパの流れまで悪くなってしまいます。流れの悪いリンパ節にはむくみやセルライトが生じやすくなります。

リンパマッサージ

リンパマッサージを行うことによって血液やリンパの流れを促し、あごの肉を引き締めることができます。マッサージオイルやクリームを使用して以下の手順を実践してください。

1. 軽くほぐすようなイメージで、あごの中央下から耳の下までを輪郭に沿って両手の親指で押しながら進みます。

1. 耳たぶのすぐ前あたりの耳下線（リンパ節）に人差し指と中指を軽く押し当てながらくるくるとまわし、刺激します。

1. 手をグーの形に作り、右あごのえらのあたりから鎖骨に向かって押し当てながら手を内側に回転させる要領でリンパを流します。（右が終わったら左も行なってください）

1. 人差し指から小指までの4本を使用して、首全体を100回ほどリズム良く軽くたたきます。

1. 先ほどの4本指の腹を使用し、右手で右耳の下から鎖骨までまっすぐなで下ろします。

1. 鎖骨の内側（へこんでいる場所）に沿ってリンパを背中の方へ流します。

1. 反対側も同様に行なってください。

ツボ押しマッサージ

小顔効果に効くツボ押しマッサージを行い、たるみやむくみを改善しましょう。3つのツボ、

「漿承（しょうしょう）」「頬車（きょうしゃ）」「下関（げかん）」を覚えてください。

「漿承」は下唇の下のくぼみにあるツボです。

「頬車」は耳のつけ根とえらの中間の、口を開けるとへこみ、歯を食いしばると盛り上がる場所にあるツボです。

「下関」は耳の穴から頬骨に向かって指3本分の場所にありますが、分かりづらい場合は口を開けてぐいっと骨が盛り上がる場所を見つけてください。

ツボの位置を踏まえ、口を閉じた状態でマッサージを行います。

1. 両手人差し指を「漿承」に置き、親指をあご裏に置く形であごをつまんでください。

1. 左手で「漿承」をつまんだまま、右手をあごの角にある「頬車」までフェイスラインに沿って軽く滑らせます。

1. 右手が「頬車」まで到達したら「ニッ」と口角を上げたまま深呼吸しましょう。息を吐く際には左手で「漿承」を押さえたまま、右手で「頬車」をさらに斜め上に引き上げます。

1. 左手で先ほどの「頬車」をつまみ、右手の親指で「下関」を押します。

1. ツボを押さえたまま、口角を上げて深呼吸します。ゆっくり息を吐きながら「下関」を斜め上に引き上げましょう。

1. 反対側も同様に行なってください。

その他の二重あご解消法は？

直接筋肉に働きかけるエクササイズによって、あごの肉を引き締めることができます。

1.ガムをかむだけの簡単エクササイズ

なるべく固めのガムをかみ続けてください。かむ運動で表情筋を鍛えることにより、二重あごが改善されます。

2．広頸筋（首の前側にある筋肉）を鍛えるエクササイズ

ゆっくりと3秒数えながら頭を後ろに倒し真上を見て、下あごから首筋を伸ばしながら3～5秒キープする動作を繰り返し行います。背筋を伸ばして、ゆっくり行うことを心掛けましょう。

おわりに

マッサージ方法を一度覚えた後は、短時間でできるマッサージばかりです。ぜひ、日課として継続してください。

マッサージやエクササイズを行うだけでなく、背筋を伸ばすなど毎日の生活習慣にも気を付けることによって、さらに効果が現れやすくなります。

すっきりしたあごのラインを目指して今日から頑張りましょう。